最優秀賞受賞作品
餡を作る
- 黒豆を1晩鉄といっしょに水に漬け、漬け汁と共に煮る。
- 豆をふっくらと炊き上げたら汁気を切り、スピードカッターでつぶす。
- (2)の豆を鍋にとり、分量の砂糖と塩を加え火に掛けてよく練り上げ、ちょうどよい硬さに仕上げる。
- 餡を8コに分け、丸める。(あんこ玉)
作り方
- すり鉢で山の芋をすりおろす。
- すりこ木ですりながら砂糖を混ぜ込む。
- (2)の中に上新粉を入れ、こぶしで押しながらよく混ぜ、なめらかな皮を作る。
- (3)を打粉をしたまな板に出し、8等分する。
- 皮を手の平で広げ作っておいたあんこ玉を包んで楕円形にまとめ、4㎝角に切ったクッキングシートの上に置く。
- 全部丸め終わったら、よく蒸気の立った蒸し器で15分程蒸す。
- 蒸し上がった饅頭を取り出し、金串を焼いて上に三本線を入れる。長い方に平行に。(餡は黒豆の皮を取り除いたのと、皮ごとのと、両方試してみました。やはり皮ごとの方が風味があり、しっとりとして良かったです。)
作者のひとこと
佐圓久美子さん
丹波ささやまは美味しいものの宝庫。黒大豆、山の芋、米、小豆等々農家の人の汗と努力の結晶です。その作物をちゃっかり失敬する猪は困りものですが、猪とてベビーは可愛らしいものです。子猪は背中に瓜の様な橋柄があることから「うりぼう」と呼ばれます。そんな「うりぼう」をイメージして作ってみました。
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